経理初心者がマイクロ法人を1年経営してみたメリットとデメリット3つ

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ぴぃすけ
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・マイクロ法人と個人事業主二刀流の在宅ワーカー
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【この記事がおすすめ】
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・マイクロ法人を経営している人の話を知りたい
・マイクロ法人の経営がどういうものか知りたい

マイクロ法人の経営がどんなものなのか、気になって設立しようか悩んでいる人もいると思います。

会社経営って、外側からはなかなか見えませんよね。

今回は、マイクロ法人を1年経営してみて感じたメリットとデメリットを赤裸々にお話しします。

ぴぃすけ

マイクロ法人検討中のあなたにもぜひ読んでほしい!

もくじ

マイクロ法人のメリット3つを見てみよう!

それでは、まずはメリットから見ていきましょう。

メリット①マイクロ法人と個人事業主との二刀流で社会的地位が保障される

マイクロ法人といえども立派な一企業。

株式会社なら代表取締役、合同会社なら代表社員、どちらも『会社役員』を名乗ることができます。

個人事業主も自分で仕事をしている点では同じです。

しかし、この会社役員と個人事業主には社会的地位において天地の差が生まれます。

社会的地位の差を感じるポイント
①クレジットカードの審査基準・利用可能金額
②各申し込みの際の職業欄(あれば会社役員、なければ会社員)
③友人・知り合いへの説明

個人事業主はその身分保証の関係で、融資やローン、クレジットカード審査から賃貸住宅の審査まで落ちやすくなります。

その点、マイクロ法人の会社役員という地位は大きくプラスにはたらきます。

また、友達や知人に個人事業主というと不安視されやすいですが、「会社を経営している」というパワーワードがすべてを解決します。

一言「会社やっているよ」という言葉だけで、そういった面倒くさいやりとり(時には斜め方向からの説教)を回避できるのは結構ありがたいです。

ぴぃすけ

マイクロ法人、ありがとう!!

メリット②会社役員のため厚生年金の対象者である

メリット2つめは、少し地味ですが厚生年金の対象者であることです。個人事業主の場合は国民年金に加入することになります。

この厚生年金と国民年金の違いは、よく〇階建てという言い方で表現されます。

保険料を払っている社会人全員が、1階建ての国民年金(基礎年金)の対象者です。

さらに、会社役員・会社員・公務員など企業・官公庁に1週間に一定以上の時間数で労働している人は、1階に加え、2階建ての厚生年金の対象者となります。

つまり、厚生年金対象者の方が、65歳以降にもらえる年金が手厚くなるということです。

収入が同じだとしても、厚生年金に加入している方が年金額も上がりなります。

マイクロ法人では給料を最低水準(月45,000~80,000円)に設定している場合が多いですが、年金が手厚くなる部分は重視して良い部分だと思います!

ぴぃすけ

厚生年金+自分で資産運用すれば、老後資金は十分貯められます。
個人事業の方で稼ぐようにすればOKです!

FX、暗号資産などの冒険はせず、王道の株式・投資信託をすることがポイント。私はつみたてNISAを利用しています!

メリット③在宅で仕事ができるので通勤がない!

自分の会社ですし、在宅で仕事をできるようにすれば通勤はありません

朝、1分でも長く寝ていたいのに早起きして満員電車に乗る・・・という生活をしなくてよくなりました。

厳密にいえば登記しているコワーキングスペースが職場になるのですが、昨今のコロナ禍のため在宅で完結するように環境を整えました。今は出勤ゼロで仕事をしています。

ノンストレスな仕事環境を手に入れたい方には、マイクロ法人はおすすめです。

ぴぃすけ

会社規定に、在宅ワークの規定をつくりました。念のため。

デメリットについてもせきららに3つ

ここからはデメリットのターン。

メリットもあればデメリットもありますので、両者を見比べることが大事ですよ。

デメリット①法人税は一気に支払いがくるのですかんぴんになる

デメリット1つめは法人税の痛税感

諭吉が一気に飛びます。万札に羽根が生えています。

法人税とは、会社が1年ごとに決算申告を行い、その申告に基づいて払う法人に関わる税のことです。

【マイクロ法人に関わる税】
・法人税
・法人事業税
・地方法人税
・法人都道府県民税
・法人市町村民税
・消費税

マイクロ法人であれば消費税は対象外になりますが、インボイス制度次第です。

これらの税金が一気に支払いで消えますので、一年かけて税の支払い用に貯めておきましょうね。

会計ソフトで管理しておくと決算申告や経営状況が分かりやすいです。私はマネーフォワード派です。

デメリット②決算(確定申告)は個人よりも厳しい!

2つめのデメリットは、法人の確定申告(決算申告)が個人のものよりもはるかに厳しいことです。

マイクロ法人の経理は自分でしている方が多いと思います。
しばらく放置していると「これ何のお金だっけ?」ということが多々あります。

これを面倒だからとずっと放っておくと泣きを見ます。

あとからもっと大変なことになりやすいので、きちんとその時その時で対処しておきましょう。

どうしても苦手な方は、税理士を見つけて任せてしまう方がストレスと時間の節約面でメリットが大きいです。

自力で決算したときの記事はコチラへどうぞ!

デメリット③周りに会社経営をしている人がいない場合、孤独になりがち

マイクロ法人でも経営者ですので、仕事の話となると事業展開などの話題が中心です。

環境にもよりますが、周りに会社経営をしている人がいない場合は孤独感が強くなる傾向があります。

ぴぃすけ

私は結構なやんだので、SNSなどで経営している人とつながるようにしました!

立場が異なると、友達に相談しても「へぇ~~~」という返事で終わることがあります。

孤独感に苛まれてやる気ダウンするより、SNSなどで一緒にがんばっている人を見つけましょう。

結論:メリット>デメリットだから続けられる!

【まとめ】
メリット:社会的地位が保証される、厚生年金の対象者、在宅で仕事できる
デメリット:法人税の痛税感、決算は個人よりも厳しい、孤独になりがち

経営して一年たって感じるメリット・デメリットを3つずつ出してみました。

いろいろありますが、デメリット面は努力や専門家を頼ることなどでカバーできます。

トータルで見るとメリットの方が大きいので、私はこれからもマイクロ法人でのんびりやっていこうと思います。

ぴぃすけ

自分はどうかな?とシミュレーションしてみるのが大事です

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