よし、定款認証が終わったぞ!
次はいよいよ登記申請だ!!
お!いよいよだね。
法人設立ワンストップサービスを使うときの注意点をまとめておいたよ。
【この記事にピッタリな人】
・今まさに法人設立ワンストップサービスを使おうとしている
・法人設立をスムーズに行いたい
・法人設立ワンストップサービスの内容を知りたい
この記事では法人設立ワンストップサービスを使う際の注意点をまとめています。
法人設立ワンストップサービスで登記申請やその他の事務手続きが簡単になりました!
しかし、初見で地獄を見たのは私だけではないはず。
知らないでいると泣きながら何時間もパソコンに向かうことになります。
必ずチェックして、むだな回り道をしないようにしましょう。
前編はこちら!先に読んでおくとこの記事の内容がもっと分かりやすくなります!
法人設立ワンストップサービスのコツはよくばりすぎないこと
大変だった定款認証も無事終了!
いよいよ法人ワンストップサービスにて登記手続きをしていきます。
まだ定款認証がおわっていない人は、マネーフォワード法人設立サービスでサクッとやってしまいましょう。
利用料無料!マネーフォワードクラウド会計の年会員になれば、電子定款料も無料になります。
ここで大事なのは「よくばりすぎない」こと。
法人設立ワンストップサービスで入力を一度に全部やってしまおうとよくばると、手続きが進めにくくなります。
前回のマネーフォワード法人設立を使ったときのお話はこちら
定款認証には行政書士事務所で5営業日かかるので、余裕をもって進めることをおススメします!
不安な方は会社設立ガイドを持っておくと安心です
法人設立ワンストップサービスへ
まずは法人ワンストップサービスを検索し、出てきたリンクをクリックします。
法人登記初心者にはありがたいことに、今の段階でどの手続きが必要なのかを教えてくれます。
行う手続きを選んで入力しはじめますが、ここで注意です!
法人設立ワンストップサービスで利用できる手続き一覧
法人設立ワンストップサービスで行える手続きには、以下のものがあります。
多すぎて入力する手が疲れました(笑)
・電磁的記録の認証の嘱託(定款認証)
・電子署名付委任状の申請
・執務の中止の請求(定款認証の取下げ等)
・設立登記の申請 ※株式会社の定款認証同時申請用
・設立登記の申請 ※合名・合資・合同会社用及び株式会社の定款認証同時申請以外用
・設立登記申請の取下
・商業登記電子証明書の発行申請
・商業登記電子証明書の発行申請の取下げ
・設立登記の申請 ※商業登記電子証明書の発行同時申請用
・設立登記の申請 ※株式会社の定款認証及び商業登記電子証明書の発行同時申請用
・法人設立届出
・給与支払事務所等の開設等届出
・消費税の新設法人に該当する旨の届出
・青色申告の承認申請
・棚卸資産の評価方法の届出
・減価償却資産の償却方法の届出
・有価証券の一単位当たりの帳簿価額の算出方法の届出
・申告期限の延長の特例の申請
・消費税課税事業者選択届出
・消費税簡易課税制度選択届出
・消費税課税期間特例選択・変更届出
・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請
・電子申告・納税等開始(変更等)届出(税理士代理提出・法人開始用)
・消費税の特定新規設立法人に該当する旨の届出
・事前確定届出給与に関する届出(付表1:金銭交付用)
・事前確定届出給与に関する届出(付表2:株式交付用)
・事前確定届出給与に関する届出(付表1:金銭交付用、付表2:株式交付用)
・消費税申告期限延長届出
・適格請求書発行事業者の登録申請(国内事業者用)
・法人設立・設置届(都道府県)
・法人設立・設置届(市町村)
・申告書の提出期限の延長の承認申請
・事業所等新設・廃止申告
・健康保険・厚生年金保険 新規適用届
・保険関係成立届(継続)(一元適用)
・保険関係成立届(継続)(二元適用労災保険分)
・雇用保険の事業所設置の届出
・雇用保険被保険者資格取得届(令和3年3月以降手続き)
・GビズIDプライムアカウント発行申請
便利ですが、初見では面食らう人も多いはずです。
入力を欲張ると大変な目にあう
上の一覧で一目瞭然ですが、法人設立の手続きを一度にやろうとするととんでもない量の入力をこなすことになります。
心が折れます
関連するほぼ全ての申請をしなければと思ってたくさんの項目にチェックを入れたくなりますが、止めましょう。
全部で30数ページ、これだけで数日溶かした人間ならここにいます( ;∀;)
ひたすら情報を打ち込んでいくという修業がしたい人は別ですよ?
申請ページが多い場合、万が一修正が見つかった時はひたすらバックボタンを押して修正箇所を探さければならないのです。
砂漠の中で米粒を探すがごとし。かえって効率が悪くなります。
やる気もがた落ちします。
急がば回れという言葉どおり、ここは慣れてきてからにしましょう。
登記場所や代表者情報などを1回入力すれば全てのページに反映できる仕組み、早くお願いします!
マイクロ法人設立におすすめの申請ステップ
心が折れにくい、おすすめの法人設立ワンストップサービス利用手順はこちらです。
・電磁的記録の認証の嘱託(定款認証)
・電子署名付委任状の申請
・設立登記の申請
・法人設立届出
・法人設立・設置届(都道府県)
・法人設立・設置届(市町村)
・商業登記電子証明書の発行申請
・給与支払事務所等の開設等届出
・青色申告の承認申請
・棚卸資産の評価方法の届出
・減価償却資産の償却方法の届出
・有価証券の一単位当たりの帳簿価額の算出方法の届出
・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請
・事前確定届出給与に関する届出(付表1:金銭交付用)
・健康保険厚生年金保険 新規適用届
・GビズIDプライムアカウント発行申請 他
あとは入力さえ正確に行えば、ここは難しくないでしょう。
入力ミスを探すのが大変!
ズボラな私にとっての最大の壁は入力ミスでした。
法人情報を入力する際に、全角・半角のチェックが非常にキビシイ!
入力項目には細かく全角・半角の指定があります。
しかも自動で切り替わらないので、自分で変えないといけません。
半角:会社名のアルファベット、郵便番号、電話番号など
全角:住所の番地、定款の項目番号など
各項目の欄外や?マークを開いて慎重に確認してください。
入力ミスがあると判断された場合は、自分で入力項目をさかのぼって見つけなければなりません。
最初の届を必要最低限にするのは、このためです。
最初はシンプルに、法人が設立できる最低限の申請から始めましょう!
法人設立届の受理には1週間から10日ほどかかります。
受理されたらメールや法人設立ワンストップサービスにお知らせが届きますので、忘れず確認してください。
法人が設立できたら、残っていた源泉徴収特例措置の申請、年金関連を進めていきましょう!
まずは法人設立届や都道府県市町村、税務署への届を終わらせよう!
今回は法人設立ワンストップサービスを使うときの注意点についてまとめました。
欲張ると本当に痛い目を見ますので、まずは最低限必要な法人設立届、都道府県・市町村・税務署への届を終えてください。
ちなみに最初の最低限の情報を送信した日が法人設立日になります。
設立日の希望がある方がご注意くださいね!
みなさんの法人が無事設立されますように!!