マイクロ法人に個人所有の車を売却したら、自動車保険はどうしたらいいの?
法人所有の車には法人用の自動車保険を選ぶ必要があるよ!
マイクロ法人で車を所有すると、『法人用』自動車保険に入る必要があります。
普段はあまり聞くことのない『法人用』自動車保険について、『個人用』自動車保険と比較してまとめました。
法人用自動車保険の特徴を知ろう
今まで個人所有していた車には『個人所有用』自動車保険に加入し、もしもの事故に備えていたと思います。
法人所有の車の場合は、『法人用』の自動車保険に加入する必要があります。
法人用の自動車保険では、法人が営業車として複数所有したり複数の社員が共有して運転することを想定しています。
そのため、保険料のかかり方が個人用とは異なってきます。
よくある個人用自動車保険と法人用自動車保険のちがい
個人用自動車保険 | 法人用自動車保険 | |
契約年数 | 1年または3年などの一定期間 | 1年が多い |
契約対象 | 所有する1台毎 | 決められた台数ごとに段階あり(1~10台など) |
運転者制限 | 本人、配偶者、家族などあり | 年齢のみの場合あり |
弁護士特約 | 基本的についてくる | 他保険の特約と被る可能性があるため、オプション扱い |
等級 | 6級から | 個人の等級の引継ぎ、または6級から |
このように、個人用自動車保険と法人用自動車保険の内容で異なる部分がたくさんあります。
個人所有していたころと保険会社と同じ会社を利用する場合でも、法人用となれば内容が変わっています。
契約内容にはしっかり目を通しておきましょう。
法人用自動車保険の注意点①弁護士特約の扱いがない保険がある
弁護士特約は、事故の相手方とのやりとりで決着がつかず裁判になる場合、弁護士をお願いできるという仕組みです。
個人所有の時には当たり前のように弁護士特約がついてきましたが、法人用自動車保険の場合はオプション扱いの場合があります。
その理由は、法人は他にも保険に入る可能性、或いは法人顧問として弁護士と契約している場合が多いからです。
しかしマイクロ法人の場合は、弁護士と法人顧問契約をしているところは少数だと考えられます。
もしもの際に重要なセーフティーネットとなりますので、この弁護士特約がついているかどうかを必ず確認しましょう!
こちらに非がないもらい事故の場合は、保険会社が示談に入ることができません。
その際は弁護士に一任することができますよ。
法人用自動車保険の注意点②個人の自動車保険の等級を引き継げる
個人所有時代の自動車保険では、毎年等級がつけられて保険料が決まっていましたね。
ありがたいことに、その等級は法人用の自動車保険に引き継ぐことが可能です。
等級が高い人は、ぜひ積極的に活用しましょう。
保険の案内担当の方に伝えれば大丈夫です。
もし引き継がない場合は、個人用の自動車保険と同じように6等級からのスタートとなります。
等級が上がっていく仕組みは同じです。
無事故で運転するほど保険料は安くなります。
法人用自動車保険は見つけにくい→ネットで一括見積もり
法人用自動車保険は見つけにくい
法人用自動車保険は数が少ないため、個別に探そうとすると案外難しいことが多いです。
個人用のものは見つかるんだけど・・・というパターンが多いです。
また、法人用があるかどうかが分からず問い合わせてみたら、「個人用のみです」という門前払いも多いです。
ひとつひとつ探していたら日が暮れてしまいます。
見つけたと思ったら、代理店経由で保険料が高くつく…なんてこともよくあります。
法人用自動車保険は一括見積もりサービスでまとめて見つけることができる
実は、ネットで申し込みできる法人用自動車保険もあります。
無料の法人用自動車保険の見積もりサービスで一括見積もりをとれば、きちんとネット上で申し込める法人用自動車保険が見つかります。
営業担当とメールでやりとりできるので、ムダな営業電話も少ないです!
かしこく活用して、自分のマイクロ法人に合った自動車保険を見つけましょう。
車検証と現在の走行距離がわかれば、すぐ申し込みできますよ。
一括見積もりからソニー損保にしてみたら
私の場合は一括見積もりから条件を比較し、ソニー損保に決めました。
ネット型保険のため、代理店経由よりはるかに安くなります。
また、ソニー損保は弁護士特約がつけられる数少ない法人用自動車保険のひとつです。
条件により保険料はさまざまですが、2年目になると1年目より約1万円保険料が下がりました。
また、ソニー損保クラブオフ優待サービスをVIP会員待遇で利用することができます。
一年分の保険料を一括で支払うと、数千円安くなるのもうれしいですね。
ソニー損保は保険料一括見積もりサービスで出てきます!
ぜひ下のリンクから見積もりをとってみてくださいね。
法人用自動車保険は見積もりをしっかりとろう!
以上、法人用の自動車保険についてのまとめてみました。
法人用の自動車保険料もマイクロ法人の経費となりますので、しっかり会計入力に反映させましょう!
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