何月に法人設立したら便利?
むしろいつでもいいの?
私と同じようにマイクロ法人を設立する方で、いつ設立しようか悩んでいる方も多いですよね。
何も考えずに設立してしまうと、後悔のタネになってしまいます。
この記事では、マイクロ法人設立を設立するのにどの時期がよいか、理由とともに解説しています。
少しでも負担が少ない時期に設立してくださいね。
法人設立日は決算申告の時期を計算して決めよう
法人決算は期末から2ヵ月以内と定められています。期末は法人設立月の前月末のことです。4月設立なら3月末が期末。
— ぴぃすけ@在宅ひとり社長 (@ppiissuukkee666) October 12, 2022
個人事業もしている場合は、確定申告の準備とかぶると非常に忙しくなります。12~3月の法人設立は避けた方がよさそうです。私は3月にやっちゃった😂#起業
結論からいえば、法人設立の時期として以下を避ければ問題ないでしょう。
これは、法人の決算申告の時期が大きな理由となっています。
法人の決算申告時期の調べ方
マイクロ法人もふくめて、すべての法人は期末から2ヵ月以内に決算申告するように決められています。
法人を設立した月の例 | 決算月 | 決算申告の〆切 |
4月 | 3月 | 5月末 |
12月 | 11月 | 翌1月末 |
これを過ぎると、無申告加算税が発生するなどのペナルティがありますので気をつけましょう。
個人の確定申告の時期とバッティングしないようにする
マイクロ法人を設立する人は、個人事業を行っている場合がほとんどです。
そして、個人の確定申告は毎年1~12月の分を翌年の1~3月のあいだに行います。
法人の決算申告は個人の確定申告よりもやることが多く、数倍は大変です。くわしくは下の記事をご覧ください。
法人決算に集中する時期と個人の確定申告に集中する時期は、それぞれ分ける方がおすすめです。
他の企業が決算を行う時期を避ける
法人の決算申告の準備をしている場合、税務署に確認したいことが出てきます。
特に税理士を雇わないスタイルが多いマイクロ法人の場合、ご自分で会計ソフトを使って決算書類をつくることが多いです。
しかし、法人
この時期は窓口や電話が混んでおり、思うようにつながらないときがあります。
国税庁公式ホームページより、法人の決算が集中している月をまとめてみました。
決算月 | 決算申告 | 法人数 | |
1位 | 3月 | 4、5月 | 543,709 |
2位 | 9月 | 10、11月 | 290,587 |
3位 | 6月 | 7、8月 | 252,265 |
3月決算の法人が圧倒的に多いので、税務署は4、5月の決算申告で忙しくなります。
スムーズに確認したい場合、この時期は避けた方が無難でしょう。
おすすめのマイクロ法人の設立月
これまでの話をもとに、おすすめのマイクロ法人の設立月、期末月、決算申告の〆切をまとめました。
法人設立時期 | 期末月 | 決算申告の〆切 |
6月 | 5月 | 7月末 |
7月 | 6月 | 8月末 |
8月 | 7月 | 9月末 |
9月 | 8月 | 10月末 |
10月 | 9月 | 11月末 |
11月 | 10月 | 12月末 |
ゴールデンウイークなど、連休が入る場合は〆切が数日のびることもあります。
設立後に税務署から届く申告書に書かれている〆切を守れば大丈夫です。
ちなみに私は3月にマイクロ法人を設立したので、個人の確定申告の時期と少し重なってしまいました。
少し後悔していますので、みなさんは気を付けてくださいね。
マイクロ法人の設立タイミングはよく考えて決めよう
今回はおすすめのマイクロ法人の設立月をまとめました。
【まとめ】
・個人の確定申告と重なる1~3月と重ねない
・他の法人の決算が集中する月(特に3~5月)と重ねない
・おすすめ設立月は6~11月
税務署に質問したり確認することを想定して、設立月を決めてみてくださいね。
コメント