マイクロ法人でiPadを購入したときの仕訳と一括償却できるiPad3選

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ぴぃすけ
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悩むねこ

会社の経費でiPadを購入したいんだけど、仕訳ってどうなるの?

ぴぃすけ

消耗品または工具器具備品(固定資産)だよ!
どちらになるのかはiPadの価格で変わってくるから一緒にチェックしよう!

マイクロ法人も立派な一法人ですから、経費でiPadを購入することができます。
しかし、iPadはたくさんの種類が出ているので、仕訳が難しいですよね。

固定資産になるのか?それとも消耗品なのか?
これはiPadの価格によって仕訳が異なってくるんです!

この記事ではiPadの仕訳方法と一括償却できるiPadシリーズを3選まとめたので、ぜひ確認してみましょう!

【この記事にピッタリな人】
・マイクロ法人でiPadを購入、または検討している
・iPadの仕訳方法が分からない
・一括償却できるiPadを探している

もくじ

物を購入した際の仕訳ルールを確認する

法人の経費で購入したものは、会計ソフト等で仕訳して記録しておくことが多いですね。
その際、価格によって仕訳方法が大きく異なってくるということはご存じでしょうか?
これを間違えてしまいますと、税務調査でつっこまれてしまい追徴課税になる可能性もあるので注意しましょう。

注意しなければならないのは、そのiPadの価格が10万円以上か?10万円未満か?です。

価格が10万円以上の場合

価格が10万円以上の場合は、法人の固定資産として扱う必要があります。
会計ソフトの通常入力以外にも、固定資産として登録しなければなりません。

通常入力の仕訳には、工具器具備品などの勘定科目を使います。

また、固定資産は購入価格を国税庁が定める『耐用年数』で割って経費計上することが重要です。
(減価償却といいます)

国税庁のホームページによると、10万円以上のiPadは工具器具備品という科目でパソコンと同様4年で減価償却をしていくことになります。

償却方法は定率法、定額法の2通りがあります。特に届を出していない場合は定率法です。

価格が10万円未満の場合

価格が10万円未満の場合は、消耗品費という扱いになります。

会計ソフトも通常入力で、固定資産への登録も必要ありません。購入した年度で全額を経費算入することになります。

どのiPadシリーズが固定資産になるのか確認しよう!

それでは、実際にどのシリーズを購入したら消耗品費なのか、また固定資産に該当するのかを見ていきましょう。

iPad本体価格(2023年11月時点)

それでは、どのiPadを買うと固定資産になるのか、また消耗品となるのかを確認していきましょう!

価格は2023年1月現在、Appleストアで公開されているものです。

最近は円安の影響で価格が上がっているため、消耗品費となるiPadが少なくなってきました。

※組み合わせというのは、iPad本体のスペックを決めるGB、Wi-FiまたはWi-Fi+cellularのことです。

最低価格(税込)消耗品費または固定資産備考
iPad Pro124,800円固定資産どの組み合わせでも固定資産になる
iPad第10世代68,800円消耗品費/固定資産256GBWi-Fi+cellularの場合のみ固定資産
iPad第9世代49,800円消耗品どの組み合わせでも消耗品になる
iPad Air92,800円消耗品費/固定資産64GB+Wi-Fiのみ消耗品費
iPad mini78,800円消耗品/固定資産64GB+Wi-Fiのみ消耗品費
2023年11月時点の価格

一緒にAppleペンシル、Appleキーボードを購入した場合

iPadと一緒にAppleペンシル、Appleキーボードを購入した場合は、どちらも10万円未満ですので消耗品費として仕訳します。

iPadの購入価格と一緒にしないように気を付けてくださいね!

また、AppleCareに加入した場合は保証料や修繕費といった科目を使います。

人によって多少見解が異なりますが、この二つのどちらかであることが多いです!

iPad本体の価格と区別するため、1日ずらして加入するなどの措置をとると良いですね。

10万円以下のiPadであれば、購入費を1年で経費にできる!

私の場合は、マイクロ法人事業に使うタブレットとしてiPad Airの256GB、Wi-Fiバージョンを購入しました!

こちらは2022年5月時点で税込92,800円でしたので、消耗品として経費算入しています。

同じ日に購入したAppleペンシル、画面保護シート、本体カバーは消耗品費です。


料金改定後はiPadの256GB、iPad Airの64GB、iPad miniの256GBの3つが一括償却できるiPadシリーズです。

動画を観る、オンラインビデオツールを使用するなど、ほどほどの容量を求めている場合は十分なラインナップですね。

最近は円安、半導体不足のため品薄になりつつあります。

在庫があるうちに購入したいところです。

iPadのスペックで仕訳が変わるので注意しよう!

以上、マイクロ法人の経費でiPadを購入した際の仕訳方法をまとめてみました!

【まとめ】
本体価格が10万円以上の場合は工具器具備品で固定資産となる
10万円未満の場合は消耗品費となる

マイクロ法人は節税が命ですので、事前に仕訳方法を調べてから購入してくださいね。

私のような経理初心者をやさしく助けてくれる会計ソフト。足を向けて眠れません。

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